電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

2018 1エリアAMコンテスト

午前中の所用のついでに披露山へ。目的は1エリアAMコンテスト。50MHzAMかつ3時間だけのコンテストで、毎年時間があればプチ参戦しています。

無線機はRJX-601。アンテナは付属のにホイップアンテナ。単にマンガン乾電池運用で出力は2W程度。10時過ぎから15分くらいでさくっと8局交信したものの雨が降ってきたのであえなく閉局。神奈川、東京、埼玉、静岡と交信できました。

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Jumbospot + NoraGateway

結局、Voipアマチュア無線の実験は、PC+ambeサーバーの無線機使わないタイプと、jumbospotと無線機のタイプの2タイプに集約された。このネタもそろそろお腹いっぱいになってきたのでjumbospotもまとめにかかる。

ケース(約600円) 、さらにもう一枚MMDVM-HS互換基板(約3000円)、SMAの50Ω終端(ダミーロード)をebayで購入。今回の基板も模造品らしい。


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前回購入の基板にはなかった周波数offset値のシールが貼られていたり、パターンもシルク印刷も違うが、動作はok。

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組み上げてモバイルバッテリー駆動してみる。

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これをスマホテザリング(国内D-STARネットワークに接続するにはグローバルIPが必要)でインターホンにつなげばどこからでもレピータにアクセスできる。

バッテリー駆動なのでいきなりshutdownするのもトラブルの元ゆえ、pythonのscriptでスイッチ押すとshutdownが走るようにした。

ラズパイでシャットダウンボタンを付ける(ついでに起動ボタン) - Qiita

コマンドラインからGPIOを操作する - IT父さんのロボブログ

新たにスイッチを付けるのは面倒なので、回路図を参考にして、普段は使わないMMDVM-HSのリセットスイッチがraspberrypiのgpio21につながっているのを利用して、長押しでshutdownが走るようにした。

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NoraGateway+DummyPepeater+AMBEServer+ThumbDV on windows10(実験中)

これまでの実験を経て、WindowsPCのみでのVoIPアマチュア無線端末の実験。図に描くと下のような構成。使うソフトは3つ。

NoraGatewayのおかげで、やや不安定さはあるものの、各方式のリフレクタとJARLのD-STARネットワークにもアクセスできた。

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ここ数日、D-STAR NEWSにもあるように、"一部ソフト"の問題でJARLのD-STARネットワークでトラブルがあるとされているが、NoraGateway側でも対策がなされているようだ。私も最新版にバージョンアップ済み。

https://kdk.ddns.net/kdk/index.php/10-noragateway/39-noragatewayv0-1-3a-pr3

 

 

google-home-notifierの再インストール

11月にしゃべらなくなったので、修正したら、またしゃべらなくなった。TO-DOのため記載。

google-home-notifierで"Error: get key failed from google"とエラーが出る問題の対処法 - Qiita

 

t1000zawa.hatenadiary.jp

これを機会にOSをraspbianに変更してやりなおし。

NOOBSのVerは3.0.0。

初期状態ではNode.jsとnpmのバージョンが古いので、まずそれをバージョンアップするがここで結構つまづいた。

Raspberry Pi 3 Model Bに最新のNode.jsとnpmをインストールする[公式準拠] - Qiita

あとは手順通り

 Raspberry PiからGoogle Homeを喋らせる - Qiita

GitHub - noelportugal/google-home-notifier: Send notifications to Google Home

やはりこの問題が。修正。

Error: get key failed from google in version 0.0.3 · Issue #22 · zlargon/google-tts · GitHub 

結局、nodejsはv10.14.2  npmはv6.4.1の組み合わせで動いている。

serviceにして常駐。

google-home-notifierをsystemdで常駐させる - Qiita

SGSN–MME

これから読む。

 

起きたこと

報道の通り

 

原因

Update on software issue impacting certain customers

 

原因となったシステムの導入時

ソフトバンク、エリクソンのVirtual MMEとクラウドプラットフォームを導入

SoftBank deploys Ericsson virtual MME and Ericsson Cloud Platform

 

システム

https://www.ericsson.com/ourportfolio/cloud-core/sgsn-mme?nav=fgb_101_256

 

解説

キャリアネットワーク仮想化構築の2つの方向 - ケータイ Watch Watch

通信キャリアへの機器供給関係、NFV/SDN導入によりITベンダーが参入し複雑化 - ケータイ Watch

ドコモの携帯網は「NFV」でどう変わったか? | ビジネスネットワーク.jp

市場調査レポート: キャリア向けNFV/SDN関連市場の現状と将来予測 2016年版

 

技術

https://www.mpls.jp/2016/presentations/MPLS-Japan2016_Softbank_Okamawari.pdf

 

他社(基礎的な技術解説含む)

https://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/wireless/asr_5000/20/MME/b_20_MME_Admin/b_20_MME_Admin_chapter_01.pdf

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol19_1/vol19_1_032jp.pdf

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/technical_journal/bn/vol18_1/vol18_1_048jp.pdf

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/rd/tech/5g/5GTBS2016_TECH_WORKSHOP_ERICSSON2.pdf

 

dummyRepeater + NoraGateway(実験中)

Jumbospot+NoraGateway on raspberrypi zero-WHがうまく動いた。その構成はNoraGatewayのサイトのブロック図を借用させて頂くと赤丸のI/Fを利用していることになる。

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赤丸の上のI/Fは、ICOM製無線機とケーブルで接続する方法。一方、赤丸の下I/F、つまり下図の青丸の構成は何だろう。

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このサイトを参考に、dummyrepeaterというソフトのWindows版を使って、ircDDBgatewayの代わりにNoraGatewayにつなげてみる実験をする。音声の処理は既設のAMBEserverにお任せ。


NW Digital Radio » Notes on Using AMBEServer with Dummy Repeater

 

NoraGatewayの設定はNoraGateway.xmlのここをコメントアウトして設定。

***************************************
④PcRepeaterController関連(v0.0.4alpha以降)
***************************************

 

<!--
<Repeater type="ExternalHomebrew" callsign="XXXXXX X" defaultRoutingService="JapanTrust" routingServiceFixed="false">
<ConfigurationProperties>
<RemoteRepeaterAddress>XXX.XXX.XXX.XXX</RemoteRepeaterAddress>
<RemoteRepeaterPort>200XX</RemoteRepeaterPort>
<LocalPort>200XX</LocalPort>
</ConfigurationProperties>
</Repeater>
-->

NoraGatewayのRemoteRepeaterのaddress/Portは、dummyrepeaterのlocal address/Port。

dummyrepeaterのgateway address/portは、NoraGatewayのLocal address/Portを設定。f:id:t1000zawa:20181206175137j:image

DummyrepeaterはAMBEserverのaddressとport(2460)で接続。


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いずれもIPaddressは我が家の環境の値である。

Windows上のdummyrepeaterのRPT1にExternalHomebrewのcallsignを設定、RPT2にgateway側の末尾Gのcallsignを入れて、URでコマンド送るとNoraGatewayから反応あり。設定値に間違いがなければあっけなくつながる。

結果、PCのマイクとスピーカーを使って、アマチュア無線機無しで、JARL D-STAR網にアクセスできることが確認できた。