業務でCEATECへ。今年はSONYと東芝が出展しないことが話題。今回の滞在時間は2時間ちょっと。業務上必要な展示は駆け足でさくっと見て、残り時間は息抜き。
アンリツのブース
・銅線式磁帯録音機
・世界で初めて実用化されたという無線電話機。公衆通信網に接続できる「電話」として、鳥羽・神島間の回線に使用されたもので火花放電による長波帯。世界が驚嘆したというエピソードなネットは参照してほしい。
・HONDAのブース FCV(燃料電池自動車)が派手に展示されているが、その奥でHONDAの発電機(発発)の歴史が。そういえばHONDAの発電機といえば「デンタ」だが、その愛称は展示では見られなかったが何か理由があるのだろうか。
HONDAの携帯発電機の開発のきっかけとなったエピソードはSONYマイクロテレビTV5-303用の電源用に開発された、というのはおどろいた。よく見るとSONY micro generaterのエンブレムがついている。このテレビは子供の頃、おそらく祖父が買ったものだが、実家の台所に置かれていて、小学校低学年の頃まで実働だった。思えば1975年4月のTBS系・テレビ朝日系(当時NET系)のネットチェンジの際に、土曜日夕方のアニメ「はじめ人間ギャートルズ」がTBSからNETにチャンネルが異動したのが記憶にあるが、その頃は、このテレビで見ていたのを明確に憶えている。ネットチェンジ - Wikipedia
そのテレビも高学年になって11PMを自室で見ようという時期には音しか出ない状態になっていて、やがて廃棄されてしまったらしい。今にしてみればもったいない。
発発の利用シーンのパネルの一コマ。1965年モデルの発発が写っている写真はアマチュア無線の移動運用のシーン。写真の無線機はTRIO TX-88Aだから昭和40年代前半である。JA1YDUって、千葉工業大学のコールサインだな。
こんなものばかり見ていたらあっという間に閉館時間になってしまった。