短波帯アンテナ改修 デルタループ化

 今の家での短波帯(HF帯)のアンテナは、ここしばらく2Fのベランダにオートアンテナチューナー(ICOM AH-4)と6mの釣竿にビニール線を這わせただけの垂直ロングワイヤーを設置して運用してきたが、限界を感じてきたので、気になっていたループ型に作り変えてみた。
 今回製作したアンテナは、先人達のサイトに多くの例があるAH-4を使ったデルタループで、現実的に架設可能なサイズかつ多くの周波数帯で使えるように、ループ長を17mとし、天辺を5m、斜辺を6mにすることにした。
 部材は、エレメントとして手持ちのインターホン用0.7φの並行ビニール線を割いたものを17m分、6mの釣竿を1本追加購入、マストとして36φのパイプを3m分、マウント用の板に使い古いのまな板、Uボルト、竿受け用の40φの塩ビパイプである。


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 ベランダへの固定は、マストを旗立て用のコンクリートの重しに差し込んで、とりあえずベランダにローブで固定している。強風が心配なので、簡単に竿をはずして撤収できるよう、とりあえず給電点は手の届く高さとした。(電波防護の観点からは良くないんですがね)
  土曜日の夕方にアンテナ立ち上げてみて、アンテナチューナーを動作させて各周波数帯でのSWRを測定すると、10MHz帯以上は無事チューンできてSWRがすんなり下がったが、7MHz帯はオートチューン完了時のSWRにばらつきがあるのと、3.5MHz帯はチューンできなかった。先人のサイトによればループ長17mの場合、7MHz帯以下のインピーダンスは数Ω程度まで低下するらしいから、負荷の追加が必要と思われる。

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 さて、夕方早速各バンドを受信してみると、効果を実感。期待通りノイズレベルが下がり、ノイズ音も整理されてすっきりした感じ。夕方と早朝は海外局が結構聞こえてくる。ここ数日、電波のコンディションが良いこともあると思うが、こんなに賑やかだったのか、という感じ。当局は出力50Wで普段CW(モールス通信)しかやらないが、10MHzに出ていたアラバマ州の局を呼んでみると一発で応答があったり、18MHz帯のロングパスらしいヨーロッパ方面となんとか交信できたり、今、各バンドに出ているマーシャル諸島の移動局も軽いパイルのある中、数回呼んで取ってもらえたりと、ロングワイヤー時代から一段階グレードアップしたのが体感できる。ループアンテナとしての指向性も明らかに出ているので、手で回せるようにしておいた方が良いようだ。
 気になるインターフェアー(電波障害)は、自宅のTV、電話、インターホン系は今のところ問題ないが、自宅のFM放送の受信系(2エレ+30dBブースタ)にはFMチューナーに強い混入がある。コモンモード系っぽいので今週末対策したいと思う。
という訳で、7MHz帯以下の改善、インターフェアー対策、風対策を強化しながら、この状態でしばらく楽しもうと思っております。
 
Guts(ガッツ) ロッド 万能竿H 二代目 剛 630

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