電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

Ubidots for education

 さて、我が家ではWifiモジュールESP-WROOM02(ESP8266)を使用した温度湿度センサーを4個自作して運用しているが、データのアップロード先としてAmbient – IoTデーター可視化サービスを無償で利用させていただいている。

が、マンネリ気味なので、気分を変えてIoT platform | Internet of Things | Ubidots も利用させてもらうことにした。

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このサービスは2014年に誕生したアメリカのIOTプラットフォームサービスで、今年から新たにubidots Educationという、一定の条件下であれば無料で利用できる教育用のプラットフォームをスタートさせた。

APIや様々なIOTデバイスのライブラリ、洗練されたUIが充実していて、簡単に利用することができる。

Ubidots API Documentation

Supported IoT Hardware Platforms

 

商用版との違い

https://help.ubidots.com/faqs-and-troubleshooting/what-is-the-difference-between-ubidots-and-ubidots-for-education

 

Accountを取得すると5000creditsが付与され利用に応じて減っていく。creditsが無くなったら1000creditsあたり5ドルでchargeする仕組み。条件はこれ。

 

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ケチケチ利用するなら、この範囲内、

Free for your first device, each device being a set of up to 10 sensor variables. 

 つまり、IoTデバイス1台で10個までのデータを扱うのであればcreditsは減らない。

今回はちょっと姑息だが、4個のデバイスからそれぞれ気温と湿度の2個のデータを上げるということを、あたかも1個のデバイスから8個のデータを上げているように見せるようにした。

さて、自分のIOTデバイスとの接続は、これを参考におこなった。

Connect a NodeMCU ESP8266 to Ubidots over HTTP | Ubidots Help Center

GitHub - ubidots/ubidots-esp8266: Library for uploading ESP8266 devices to Ubidots

今回はhttpのpost methodを使ってデータを上げるタイプ。(MQTTのサンプルもあり、次回チャレンジしたいところ)

ハードはNodeMCUを利用した例になっているが、私はESP-WROOM-02だが、そのまま使えている。

ライブラリubidotsMicroESP8266をincludeして、アカウント毎に発行されているTOKENと、UIでdevice登録後、そのdeviceで扱うVariableを登録すると発行されるVariableごとのIDを用いて、JSONでubidotsのserverにhttpでpostする。これまたあっけない。

データを表示するDashboardは、グラフやゲージなどいろいろなウイジェットが利用できる。これがなかなか洗練されていて良い。
こんな感じにサクッとつくってみた。f:id:t1000zawa:20180927082653j:image

1つのDashboardで利用できるウィジェットは10個までらしい。Dashboardは複数作れるが1つあたり100credit/month消費する。

 

他のセンサーでも利用してみよう。