電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

衛星放送用アンテナ故障

2014年頃に設置した、BS/110度CS、124/128度CS対応のマルチ衛星アンテナが故障

BS/110度CSは正常だが、124/128度CSが不要。暑いので面倒だが降ろしてブロックコンバーター部分を殻割。

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コンバータの筐体は、アルミダイキャストが塩害による腐食がひどい。

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なんとかシールされているフタを外してみると、基板がお目見え。

見ると、プリントパターンが腐食している部分あり。腐食した部材は電源ラインのフィルタとして挟み込まれたフェライトのようで、接着剤?が電源ライン上に溶け出してプリントパターンを腐食させたようだ。
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代替のアンテナがあるので、残念だが粗大ごみ行となった。

 

放送停止事故 JODV-FM

埼玉県域を放送対象地域とするエフエムナックファイブ(79.5MHz)が7/28 20時頃から約5時間、停波したとのこと。この時間帯、埼玉県西部は大規模な停電もあり、かつ送信所周辺も雷雨だったとのことで、それら自然災害か、停電で非常用発電機が起動しなかったというありがちな話なのか原因は不明。対外的には「電波の放送は止まったが、radikoで聞けますよ」というニュアンスで告知しているが、ポジティブすぎないか?首都圏のFMの親局で、これだけ長時間の停波は、聞いたことがない気がする。

 NACK5といえば、開局時から数年は、さいたま市桜区(当時浦和市)の荒川の河川敷にある、平野原送信所から送信していたが、県北部の難視聴改善(建前)と営業強化のためのサービスエリア拡大(本音)のため、親局を飯森峠送信所(比企郡ときがわ町)に移したことは、このブログを読んている人には常識!?であろう。確か平野原送信所は予備送信所にしたという話だったと記憶しているが、それは稼働しなかったのか?

 と思って、wikipediaを見ると平野原の設備は2014年に廃止したみたい。総務省の無線局免許情報を見てもときがわ町の親局と秩父の中継局のみ。ついでに言えば秩父中継局は放送波中継だったはずなので、だとすればそちらも停波していたということになる。

https://www.tele.soumu.go.jp/musen/SearchServlet?pageID=4&IT=A&DFCD=0000036232&DD=1&styleNumber=01

おそらく会社やご自宅から緊急出向されたのでしょう。復旧された関係者の皆様お疲れ様でした。予備送信所議論の再燃必至と思うが、がんばってください。

 開局時(1988年)にいただいたベリカードを添えて、応援しております。

 

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(参考)

 今回は、放送停止の継続時間4時間56分だったようなので、総務省が2011年度以降、毎年公表している放送停止事故の統計上は「基幹放送、超短波放送、親局」の「放送局の送信設備」で発生した、放送停止の継続時間「2時間以上 5時間未満」で、原因は「自然災害」か「設備故障」か「第三者要因(停電含む)」のいずれかによる「放送停止事故」の「重大な事故」にあたる、ということになる。統計を見ると、親局の長時間停波も最近はそれなりにあるようだ。

 

(追記)7月の大雨の被害報告によれば、NACK5のみならず、親局も停電被害が複数あったのですね。

http://www.bousai.go.jp/updates/r3_07ooame/pdf/r3_07ooame_13.pdf

 

TOKYO2020 スケボーの映像不体裁ハンパないっす


昨日のオリンピックのスケボーの中継で、NHKの映像乱れ(画が二重になった)ようでヤッベーっす。アナログ時代のゴーストを彷彿させるが、2011年7月24日のアナログ停波(岩手宮城福島を除く)から昨日でちょうど10年。アナログテレビジョンの怨念が亡霊のように現れたか、あるいはスケボーらしくストリートっぽいエフェクトか?と思った人も多いのではないか? (いや思わない(笑))

 

原因は公表されていないようなので推測ですが、、

撮影と制作は4Kだとすると、IBC(国際放送センター)で制作された国際映像が、NHK放送センターの間に伝送される間で、4K素材を伝送するときのフォーマットが2SI(2 samples interleave)、つまり4Kの1枚の画を2画素ごとに間引いて生成した4枚のHDTVにして伝送していて、そのうちの一部が何らかの原因で(おそらく1水平帰線消去期間分かな)ズレちゃったもんだから、結果的に4K素材の状態であのような映像になったということではないかな。

でも4K制作は一部の競技だけらしい。スケボーだから4K制作要らなくね?ということなら別原因ですな。


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(朝日新聞のサイトから引用)

 

国際映像を制作しているのはこちらっす。

www.obs.tv

Eスポ日記 7/17

きょう午前中の50MHz 。IC-7100で出力0.5Wで送信したところ、北海道・東北方面に-15~-10dBくらいで受信されているので、試しに50W出してみたら北海道で+10dBで受信している局もあり、ほぼほぼ計算通りですね。新潟や富山など近距離もEスポに反射して届いているようだ。九州方面もぼちぼち。
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放送停止事故 JFN系列

 7/11 16:21頃、原因がよくわからないが、JFNの全国配信ネットワークの障害に起因する放送事故が全国的に発生したようです。JFNの全国ネットは、衛星回線と地上回線の併用だったはずだが、発生時刻の前後は東京都内は猛烈な雷雨だったので、何か関係があるのかもしれないですね。

 以下、TFMのサイトからの抜粋です。同様の告知は、JFN各局のWebにも掲載されているようです。

<7月11日(日)放送中断のお詫び>

 7月11日(日)放送のJFN38局ネット番組「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」(午後4時~4時55分)、及び「NISSANあ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」(午後5時~5時55分)の放送時間内で、ネットワーク放送設備のシステムトラブルが原因で、TOKYO FM以外のJFN各局で放送が中断する放送事故が発生しました。番組をお聴き頂いていたリスナーの皆様、関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
今後このような障害を起こさぬよう再発防止に努めてまいります。また、中断した放送回の対応は、決まり次第HP等でお知らせ致します
 

 7/12夜にradikoエリアフリー・タイムフリーでJFN各局を聞いてみると、ざっと聞いた範囲では、発生時刻は16:21:39頃から17:00:40頃の間(17:18と表記している局もある)で、放送局によっては16:55-17:00のローカル枠を除いて、無音だった局、フィラーを入れた局いろいろだったようですが、なにごともなかったの如く、事故発生後にTFMの音源に差し替えた局もいくつかあるようでした。

 日曜日だと、小規模な局ではニュース担当しかいない局もあるでしょうから、16:55の各局枠に入る確定イベントまでは、ほとんどなすすべが無かった局もあったのではないかと思います。お見舞い申し上げます。

 

7/13 追記

 radikoタイムフリーは、正常な音源への差し替えをおこなった旨、JFN各局で告知がありました。以下抜粋です。

現在radikoでは、お聴きのエリアのradikoタイムフリー機能で、TOKYO FMローカルエリアで放送された「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!」、及び「NISSANあ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」の7月11日(日)放送回(※中断がない本来の番組本編)をお聴き頂けます。
※東京ローカル版につき、冒頭TOKYO FMのステーションジングルが送出されます。あらかじめご了承ください。

 再放送の対応もされていますが、いずれももともと放送休止時間帯やJFNネット受けの深夜帯の番組を差し替えることにされたようです。調整お疲れ様でした。

<7月11日(日) 放送中断回のradikoタイムフリー機能、及び再放送について>(7月13日更新) | TOKYO FM Information

 

 それにしても原因はなんだったのでしょうね。

Eスポ日記 7/11

13時過ぎ、Eスポが出ていたので、ホコリのかぶったRJX-601でホコリも掃わずに、ホイップアンテナを伸ばして内蔵乾電池で緊急運用開始。AMは運用している局がみつからず、FMで北海道紋別郡遠軽町の方と交信。レポートは相手局59、自局55で、なんとか名前も取ってもらえた。ありがとうございました。

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