電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

電波時計

これの続き。

t1000zawa.hatenadiary.jp

この電波時計モジュール(aitendoで39円だった)と、ebayで2ドル程度で手に入るArduino Pro Mini atmega328 3.3V 8Mと、秋月電子の液晶

I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット: ディスプレイ関連 秋月電子通商 電子部品 ネット通販

の組み合わせで、デコードした内容と、時刻日付曜日を表示し、圧電素子もつけて時報も出るようにした。3.3V動作なので、電池動作でも単3アルカリ電池で数日は持つ。

LCDの上段は、

・40KHzの電波のパルス長から得たコード「1」「0」「M」(マーカーとポジションマーカー)の表示

・マーカーを検出した後のコード位置(1から60)

・デコードした値 分(2桁)+時(2桁)+年通算日(3桁)+年(西暦下2桁)+曜日コード1桁(0:日曜~6:土曜)+うるう秒ビット1桁(2ビット10進表示)

LCDの下段は、

timeライブラリを使って、毎分、Arduinoの内部のepoch timeをJJYから得た値にあわせて、現在時刻、日付、曜日を表示している。本当はRTC入れればいいんだけど。

圧電素子は、tone関数で、ポ・ポ・ポ・ポー(440Hz,440Hz,440Hz,880Hz)を出力させている。時報はJJYのデコードパルスの立ち上がりに同期してるので放送局(遅延のないアナログラジオ)の時報とピッタリ合って気持ちいい。

なおいまのところ、パリティチェックと、毎時15分と45分のモールス信号のコールサイン無視と、STビットのデコード、SUビットのデコードは省略している。目でデコードできるし。

f:id:t1000zawa:20170326101804j:plain

電波時計はノイズに弱く受信場所を選ぶねえ。

f:id:t1000zawa:20170326131453j:plain