電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

ADF4350 PLL基板の動作確認

ADF4350のPLL基板をebayで買って放置していたが、ようやく動作確認をおこなった。

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とりあえずの確認なので、arduino(nanoの廉価品)を接続してレジスタに値を書き込む。 

https://www.analog.com/jp/products/adf4350.html

GitHub - darkbyte-ru/ADF4350: ADF4350 arduino library

arduionoとAD4350との接続は
 D10-LE

 D11-DAT

 D13-CLK

ArduinoのサンプルスケッチはLEをpin10に、RefFreqは基板に載っているTCXOにあわせて25MHzに変更。430MHz帯で発振させると、430MHz帯の無線機でキャリアを確認できた。

基板上のLDpin(PLLのLock検出)のLED(D3)が光らないので、REG5のLD PIN MODE を明示的に送るようにAD4350.cppを変更してみたら、lock時に光るようになった。

 さてどこまで発振できるかなと試すと4.5GHzまではなんとかいけた。

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(レベルが低いのは基板とスペアナを直結しておらず空間で結合しているから) 

さて、これで何をするか。1200MHz帯を受信するコンバーターを考えてみますか。

 (参考)

http://www.kh-gps.de/adf4351.htm

https://www.ntms.org/files/Apr2017/Arduino_Controlled_ADF4351.pdf

(追記)

なんとAruduinoNanoモドキの入出力のロジックレベルは5Vだった。ADF4350は最大定格はVCC+0.3V。壊れなかったようだが、アブナイアブナイ。