電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

標準電波 うるう秒予告

来年1月1日午前9時直前にうるう秒が挿入されることになっているが、電波時計で利用している標準電波には12/2からうるう秒予告信号が載るので、電波時計モジュールの出力パルスをaruduinoでデコードして見てみました。

次のうるう秒は1秒の挿入なので、LS1 LS2の2bitが"1"になるのですが、確かにその通りになっていました。
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挿入されるその時には、毎分59秒と0秒に現れるポジションマーカー2連発の直前に単純に"0"を挿入することで1秒挿入されるとのこと。
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イルミネーションIoT化(笑)

 そろそろクリスマスの準備ということで、少しはキラキラしてやろうと電飾の準備を始めた。一昨年前まで使ってのは秋葉原で900円くらいで数年前に買ったMade in CHINAの粗悪品で、100Vの直列LEDでPSEマークも無い危険なものだったが、LEDがぼろぼろと外れるようになってしまい廃棄してしまっていた。

 今年は、CAINZ HOMEで売られていたソーラーイルミネーションライト(50球 ブルー)を購入した。

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電源は太陽電池パネルによって充電される単3ニッケル水素電池1.2V 1000mAhの3本直列。電池が弱っても交換できるのが便利。青色LEDの25個直列、ではなく並列が2系統になっている。PWMかと思ったが、50Hzくらいで点灯かつ電圧を変化させているらしい。

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取扱説明書によれば8時間充電、8時間点灯とのことだが、冬場にフル充電は厳しいだろう。眺めているうちに、ただ使うのはつまらなくなったので、付属の単3Ni-MH電池は他の用途に回してしまい、余っていたPanasonicの830mA NiMHバッテリーパックに換装し、さらにWifiモジュールESP-WROOM-02(ESP8266)で電池の電圧をA/D変換し、deep sleep modeで30分おきにIOTサイトambientに電圧データをアップロードしてモニターできるようにしてみた。よく考えたら充電時にはピーク4V近くなりESP8266のVcc絶対定格を超えるため、ESP8266の電源ラインにダイオードの順方向電圧降下で電圧調整し、降下分はソフトで補正している。やろうと思えばWifiで外部からイルミネーションを点灯させたり点灯パターンを変えたりもできるが、そこまでやるのも面倒くさい。


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ソーラーパネルユニットは防水なのでWifiモジュールを中にいれれば屋外センサーとして通年使えそう。

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まだ3日しか運用していないが、冬の日照を考えると少し無理ある充電計画が前提になっている商品に思える。店頭ではクリスマス商品として並んでいたがクレーム出やすい商品かも。満充電からスタートして3日、昨日は夕方2時間でLEDの点灯は力尽きたようだ。その後もWiFiモジュールはデータを送ってくるので、バッテリーを過放電させないような充電制御をしているように見える。しばらく動きを観察してみようと思う。f:id:t1000zawa:20161129010721p:plain

ま、宵の口点灯してくれればいい。キラキラときれいですな。

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温度湿度センサー ソフト改修

 相対湿度と気温の測定値があるなら、露点温度も計算すれば求まるってことで

 

float b = 17.62, c = 243.5;

float gamma = log(hum / 100.) + (b * temp) / (c + temp);
float dewpoint = c * gamma / (b - gamma);

 

を加えて、露点も見えるようになりました。

t1000zawa.hatenadiary.jp