AliExpressでBaofengのUV-13proというハンディートランシーバーが送料込み2300円で売られていた。中国製の無線機といえば過去UV-5Rを購入し、TSSから保証認定してもらい免許されているが、その後、スプリアスの性能がイマイチであることがわかってきて、最近は保証認定を受けるのも難しいらしい。
この機種は最近のモデルらしい。ちょっと気になって購入。8Wとか書かれているが、そんなはずはないし、気にしない。発注してから1週間程度で到着。
UV-5Rと操作性は似ているが、バンド切替やfriquency mode とchannel modeの切替操作が異なり、動作はもっさりした感じ。音量ツマミを回すとすぐに音がデカくなる。バッテリーはUV-5Rと共通でない。バッテリーにUSB-Cコネクタがあり、USBで充電できる。このUSB、データ送受信の機能は無い。個人的にはUV-5Rよりもデザインが好きなのだが、正規のアマチュア無線機として運用するのは難しそう。UV-5Rはソフトウェアで周波数範囲を日本のアマチュアバンドに設定できるが、この機種はその方法がみつからない。ブロックダイアグラムのデータも無い。
UV-13 PRO / TP-8Pluswww.baofengradio.com
出力をダミーロードをつけたパワーメーターで実測すると、145MHz,433MHzともにLow設定で2W、High設定で4.5Wだった。
これはおすすめしないね。受信用、実験用に活用するしかなさそうだ。
写真上はhigh設定、下はlow設定 電源は付属バッテリー。
145MHz 433MHzいずれもほぼ同じ値でした
(11/11追記)
その後時々ネットをチェックしているが、設定を変更するソフトウェアの情報が少ない
・P15UVというソフトでメモリーの書き換えなどできたが、送受信周波数の範囲設定は出来なかった
・CHIRPもまだ非対応
・これは有料
参考情報
https://chirp.danplanet.com/issues/9793
ファームウェアのver表示 Light+power on
p15uvのファーム書き込み light+ptt+power on