電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

雷センサー製作中3

9月のPC HDDクラッシュで失ったコードを復活し、降雨センサーと紫外線センサーも組み合わせ、gmailとambientに通知するワイヤレスセンサーを作っているが、雷センサーAS3935がノイズ検出しまくりの状態になってしまい、原因切り分け中になっている。
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 上の写真の試作機で数日動作確認したので、ブレッドボードからユニバーサル基板に移植したところ、AS3935からノイズ検出のIRQが出まくるようになった。中波帯のノイズ検出だからマイコン同居はデリケートなのはわかるが、ちょっと苦労しそう。
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温度湿度センサー

最近ネタにしていなかった、なんちゃってiotネタですが、裏で開発を進めています。そのうちのひとつ、ありきたりな温度湿度センサーの状況です。

WifiモジュールESP-WROOM-02(ESP8266)と温度湿度センサーHDC1000でハードを組み、ESP8266をdeep sleep modeで動かして10分おきに温度湿度を計測し、ambientにデータをアップロードするユニットを3台製作しました。
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部品は秋月電子通販と手持ちの寄せ集め。1ユニット1400円くらい。
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普通、単3電池3本を低損失の3.3Vレギュレータを通す構成での作例が多いのですが、手抜きして単3アルカリ電池2本の直結で試してみます。電池ボックスを基板裏に抱かせています。基板ごとに部品実装位置が微妙に異なるのはご愛嬌。

電池の状態も確認したいので、ESP8266の内蔵ADコンバータをVccをモニターするモードにして、温度湿度と併せて電源電圧もアップロードするようにしました。3つのユニットはクロゼットに置いてみて、カビの元になる湿気をモニターしてみますが、電池がどれだけの期間持つのかも楽しみです。測定結果は試験的にここに公開しています。

https://ambidata.io/ch/channel.html?id=541&private=true

数日の状況を見る限り、1日あたり0.01Vくらいづつ下がっているみたい。この調子で1ヶ月くらいは持つかな。
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こんな本も出てきましたか。 

Learning Esp8266: Build the Internet of Things With the Arduino Ide and Raspberry Pi

Learning Esp8266: Build the Internet of Things With the Arduino Ide and Raspberry Pi

 

 

Flash ROM読み出し 準備

ある目的があって、SPI Flash ROMを読み取りたい。

RaspberryPiのSPIインターフェースを使ってFlash ROMが読み書きできるツールがある。Downloads - flashrom

参考はここ。

Hardware Flashing with Raspberry Pi · bibanon/Coreboot-ThinkPads Wiki · GitHub

 これならFlashROMのリーダライターをわざわざ用意しなくても手持ちのデバイスでできる。OSとしてRaspbianを使うのため、ここしばらくCentOS7のzabbixサーバーの放置プレイをしていた我が家のRaspberryPi2を久々にshoutdownした。

別のmicroSD CardにRaspbianを入れるという作業から始めた。

 まずDownload NOOBS for Raspberry PiからOSのイメージをダウンロードするのだが、これは時間がかかる。ミラーサイトを利用。これは想定内として、OSを入れるmicroSD Cardを、SD Card formatterでフォーマット後、通常の手順でインストールするのだが、インストール完了後OSを再起動すると、いちいちfsckが走って使いものにならない。カードのフォーマットからやり直しても同じ。

そこで別のSDカード(東芝製)にして再チャレンジ、今度はうまくいった。

    結局OSの立ち上げだけで、時間を使ってしまった。

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次は手順通り、flashromのインストールを始める。

sudo apt-get install build-essential pciutils usbutils libpci-dev libusb-dev libftdi1 libftdi-dev zlib1g-dev subversion

makeするとエラーで怒られる。

sudo apt-get install libusb-1.0-0-dev

 を追加してコンパイルできた。

つづく