某所から発掘されたSONY ICF-6800がやってきた。1978年発売の製品。小学生時代は手の届かない憧れのラジオだった。40年近く使われずに放置されていたものらしい。元箱に入っていて美品なのだが、いろいろ難がある。

・短波の0-10MHzバンド、20MHz-30MHzは、ダイヤル回しても周波数が変化せず。その周波数での受信はしている。
その後、一時的に正常になり、7MHz帯アマチュアバンドのSSB、CWが受信できたが、さらに悪化し、0-10MHzバンドは、周波数カウンタが88MHz台の表示となり受信できず。10MHz~30MHz台はダイヤル回しても周波数が変化しない。
・中波の受信周波数が数kHzずれている。
・ダイヤルのライトが点灯しない。
PLLの故障はこの機種の持病で、トランジスタの劣化が原因らしい。
この機種、英語版のサービスマニュアルはネットに転がっているので、修理はなんとかなりそうな気もするが、諸先輩方の体験記を見ると、面倒くさそう。どうしたものかなあ。




