HARD OFFのレジ横ジャンクとして無造作に置かれていた個体。「電源入るがトレイ出ず」。外観がきれいだったのでお持ち帰り。ずっしりと重い。
このプレイヤーは光学固定式で、レーザーピックアップは固定、ディスクが移動するというタイプのもので、メカが大掛かり。
1994年モデルだから、20年経過しているが、内部はきれいで、ほこりもほとんど無し。
トレイを出し入れする機構は、モーターと大型のプーリ。EJECTを押すとモーターがトレイ収納方向に高速で回転するのみ。
このモータを制御するドライバはSANYOのLB1641。
http://aitendo3.sakura.ne.jp/aitendo_data/product_img/ic/motor/LB1641.pdf
周辺を調べると、ツェナーダイオードが死んでいた。
交換して無事トレイが出るようになった。
これまでしばらくメインで使っていたCDP-333ESAと比べると、低音がしっかり締まって、きびきびとした音で大きな差がある。選手交代して、現在も主役として活躍している。