電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

ThinkPad E450 Windows10でbluetoothマウスが認識しづらくなった件

メモ書きです。

自宅で愛用しているLenovo ThinkPad E450は、以前からbluetoothマウスを愛用しているが今年の春くらいからうまく認識できなくなってしまった。ペアリングを繰り返すが認識できなくなってしまったり、たまにまぐれで認識できても、マウスの電源を入れなおすとペアリングはしているものの接続しなかったり。ネット上にもトラブル報告が見当たらず、半ばあきらめて有線マウスに戻っていた。

その後、LenovoのサイトでBluetoothドライバが更新されているのを発見。これを入れたところ、うまく認識できるようになった。

Realtek 8723BE Bluetooth ドライバー (Windows 10 64bit) - ThinkPad E450, E455, E550, E555

D-STARのデコード(DSD1.7で音声も)

いまさらネタで恐縮だが、RTL-SDRとDSD1.7を使ってD-STARの音声(圧縮方式はAMBE)をソフトウェアデコードする実験をおこなった。 

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手順はこの記事。以前トライしようとしたときはWindows上でソースからコンパイルが必要だったので面倒で手をつけていなかったが、コンパイル済のものをアップロードしてくれた親切な方がいたので、それを利用。

www.rtl-sdr.com

YAMAHAのNETDUETTOを利用して、

Windows10にライン入力を追加。SDR出力をDSDに流せるようにして、DSDを起動する。DSDの起動コマンドはbatファイルにした。SDRはNFMで帯域を20KHzくらいに設定すると、なんとか音が出るものの、途切れ途切れできれいにデコードできない。写真は地元D-STARレピーターを受信してみたものだが(USBドングルの周波数精度が悪くて受信周波数は5.5KHzズッコケてますね)、実用にはほど遠い感じ。ときどきデコードが長続きするタイミングがあるが、全般的にerror出まくり のボギャ、ブギャと、途切れ途切れである。

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SDRはCPUの荷が重すぎるのではと思い、IC-7100の受信音をWFMモードでUSBAudio経由でDSDに食わせてみたら多少はマシになったかというくらいでそれでも実用にはほど遠い。DSDが吐くerrorの意味を追えばヒントがあるのか、まだチューニングしようがあるのか。

  ネット上のこの手の実験記事も2015年以降新たな情報がほとんど無いので、開発者に敬意を表しつつも今さら感あり。どこまで深追いするかだな。

 

 

雷センサーAS3935 その後

 4月から雷センサーを太陽電池+ニッカド電池で運用中。雷検知でgmailにメールを自動的に送る。5/1の雷雨では、検知成功。
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だが課題あり。現状、朝5時台と夕方18時台に決まって誤検知がある。ここ1週間見ている限り、日の出と日没時刻と相関関係があるように見える。ソーラーパネルユニットはLEDイルミネーション用で、明るさでイルミネーションを自動点灯する機能があるので、そのタイミングで雷センサーが雷と誤検知するノイズを発生させているのかも。しばらく原因調査する。

披露山中継局

こちら、逗子披露山の地上デジタル放送逗子中継局のアンテナタワー。UHF帯 NHK2波+民放6波(含TVK)の8波を送信。各チャンネルの空中線電力は1W。上位の局の放送波を受信して再送信しているらしい。覆いつきのパラボラは湘南平中継局の受信用。メッシュのパラボラがTVK鶴見親局向けか、東京スカイツリー向け予備か。いい加減なこと書かずにNHKアイテック刊の赤本見てくれってか(笑)
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こちら、逗子披露山のUHF帯 430MHz帯のアマチュア無線用中継局(レピータ)のアンテナ。従来のアナログ(FM)中継器に加えてD-STAR方式のデジタル中継器を増設。空中線電力は10W。
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ということで、プロアマの設備の規模には大きな違いがあるものの、関係者のご尽力でアマチュア無線の逗子中継局もデジタル化いたしました。

 

電波時計

これの続き。

t1000zawa.hatenadiary.jp

この電波時計モジュール(aitendoで39円だった)と、ebayで2ドル程度で手に入るArduino Pro Mini atmega328 3.3V 8Mと、秋月電子の液晶

I2C接続小型キャラクタLCDモジュール(16x2行・3.3V/5V)ピッチ変換キット: ディスプレイ関連 秋月電子通商 電子部品 ネット通販

の組み合わせで、デコードした内容と、時刻日付曜日を表示し、圧電素子もつけて時報も出るようにした。3.3V動作なので、電池動作でも単3アルカリ電池で数日は持つ。

LCDの上段は、

・40KHzの電波のパルス長から得たコード「1」「0」「M」(マーカーとポジションマーカー)の表示

・マーカーを検出した後のコード位置(1から60)

・デコードした値 分(2桁)+時(2桁)+年通算日(3桁)+年(西暦下2桁)+曜日コード1桁(0:日曜~6:土曜)+うるう秒ビット1桁(2ビット10進表示)

LCDの下段は、

timeライブラリを使って、毎分、Arduinoの内部のepoch timeをJJYから得た値にあわせて、現在時刻、日付、曜日を表示している。本当はRTC入れればいいんだけど。

圧電素子は、tone関数で、ポ・ポ・ポ・ポー(440Hz,440Hz,440Hz,880Hz)を出力させている。時報はJJYのデコードパルスの立ち上がりに同期してるので放送局(遅延のないアナログラジオ)の時報とピッタリ合って気持ちいい。

なおいまのところ、パリティチェックと、毎時15分と45分のモールス信号のコールサイン無視と、STビットのデコード、SUビットのデコードは省略している。目でデコードできるし。

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電波時計はノイズに弱く受信場所を選ぶねえ。

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