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アマチュア無線局の送信装置 RJX-601

ナショナル RJX-601です。f:id:t1000zawa:20140923223357j:plain

 いまとなっては中学生時代のメモリアルグッズだが、現在も我がアマチュア無線局の第3送信機として免許を受けている。購入は1981年(昭和56年)の夏。当時、学校ではCB無線が違法、合法を含め流行していた。私は既に電話級アマチュア無線技士の資格を取得していたが、仲間に合わせて合法CBを買うか、将来性?を考えて、アマチュア無線機を買うか、限られた貯めたお小遣いの中で悩んだ結果、アマチュア無線機にした(当然) 。

当時入門バンドといわれた50MHz、SSB化が進みこの機種もその時代に既に「過去の無線機」、AMも「過去のモード」になっていたが、まだこの機種やAMモードの現用局も多く、中古相場も手頃とあって、中古無線機でおなじみだった埼玉県北本市の「ヒロ電子」まで浦和から自転車で買いに行った。(さすが中学生、元気だね~)お店では2万円で山積みとなっており、最もキズの少ない個体を選んだ。その後、開局してローカル(お友達)との交信と移動運用にに大活躍した。

 高校1年の頃「チャリンコモービル」と称して、自転車の前かごに置いて川口市の友人を相手に走りながらの移動運用を楽しんでいたが、芝川の土手を走行中、道に開いた大きな穴に気づかず転倒したときに、本体付属のロッドアンテナを根元から折ってしまった。幸い折れのは根元だったので、折れたところを整形して伸縮可能な状態とし、アンテナとしては機能するものの、引っ張るとスポンと抜けるようになってしまった。当時はとても悲しかった。
オプションのキャリングケースが秋葉原のカクタ・エックスワンで500円で投げ売りされていたものを購入したこともあった。

その後、多摩や秩父など近郊の山に移動してAMでパイルアップを受けたり、FMで夜な夜な仲間とおしゃべりを楽しんだ。IFが21MHzであることを利用し、短波帯の無線機と接続してトランスバータとして利用し、SSBで交信したこともあった(スプリアスばりばりだったと思うが)無線が一番楽しかった頃のいろいろな思い出が染み着いている。

PLLの周波数制御が常識になるつつある時代に、自励発振のVFOは周波数ずれが激しく、周波数がズッコケルことから「コケまるいち」と揶揄されたが、その後、周波数カウンターを装着したり、PLLの144MHzハンディ機で3倍高調波を受信して周波数を調整したり、周波数精度にはそれぞれ気を遣っていた。

その後、約30年放置されていたが、最近整備した。幸いにも回路や調整に異常は無く、電球の球切れくらいだったのでLED化し、ロッドアンテナと、紛失したハンドマイクもオークションで入手した個体から取り外して交換し、約30年ぶりに本来の姿に戻った。(ちなみに、オークションで入手した個体は、簡単な故障(ハンダクラック)があったので補修し、破損したアンテナをつけて、ジャンクとして出品したが、落札時より高い値段で売れてしまった) かつては若い局で賑わった50MHz帯もいまや週末の移動局以外は誰もいない。移動運用でもしない限りさすがに交信相手を探すのは困難だが時折電源を入れては思い出に和んでいる。