電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

スマートメーターと通信エラー発生中→自然復旧

 かれこれ4年以上運用している、スマートメーターとの通信による電力表示システムだが、昨日からスマートメーターとの通信ができなくなった。何が起きているのか正確に確認するために調べようとするが、そもそもこのシステムをどうやって自作したか思い出すための調査に2時間もかけてしまった。

 切り分け調査のためBP35A1単体とPCをUSBシリアルで接続して、BP35A1のコマンドリファレンスを見ながらTeraTermでコマンドをたたいて調べたところ、SKJOINコマンドを発行した後、スマートメーターからの返事が「EVENT24」=PANA認証NGになっていることが判明。同じことをなんどやってもだめ。

 うーん、切り分けのためスマートメーター側のリセットしてくれないかな東電さん。それをどうやって頼むのか調べるだけでも面倒っぽい。やれやれ仕事が増えた。

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 8/17追記 今日、試してみたらすんなり接続。昨日は機嫌が悪かったのか。

 昼休みに東京電力カスタマセンターに質問。「HEMS端末との接続がうまくいかなくなって、PANA認証要求がNGとなった場合、ユーザー側はお手上げになるが、何か対処があれば教えてほしい。また、スマートメーター側で何らか調査できる方法があるのなら協力するが、そのような対処の可能性はあるのか?(利用規約上は、不具合発生時に東電は調査に協力することになっている)」と質問をしてみた。

 明日折り返し電話で回答します、という約束だったが、早速、夕方に東京電力パワーグリッドのご担当者から折り返し電話があり、「基本的には、プロトコルレベルの細かい原因調査には対応していないのが実態。双方どうしようもない場合は、メーター自体を交換することになるだろう」との回答。「まあそうでしょうね」と返答。

 また、得られた情報として「朝方にスマートメーターが時刻修正する時間帯があり、一時的に通信不可になる時間帯がある」「スマートメーターは利用期限があり定期的に交換することになっているが、その場合はBルートの情報提供は一時的に(一週間程度)停止することにあるが、ユーザーID、パスワードはそのまま移行されることになっているで、そのときは待ってほしい。ただし、交換時にBルートユーザーに対してそれを告知することは現状やっていない」とのこと。「憶えておきます」と返答。

聞き分けのよいユーザーである。