電気と電子と電波の日記

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DirecTV BBCとは (メモ)

DIRECTVのHD対応受信機は、B-Band Converter(BBC)という小さなデバイスが同梱されている。

"BBC"は、西経102.7度に位置するKa帯の衛星"ka-103"で放送されている番組を見るときに必要である。
DirecTVの主な衛星はKuバンド(12GHz帯)で、西経101度、110度、119度の3つ。それ以外も限られた地域向けの配信のために72.5度などいくつかの衛星を使っている。

そのうち101度と、110度/119度は、受信アンテナのLNBから出力されるIFは、いずれも950-1450MHzの500MHz幅。101度と、110度/119度の切替は22KHzトーンでおこなっている。
(110度と119度をまとめてひとつのIFに並べられるのは、両衛星の中継器の周波数が重ならないようになっているらしい)

DirecTVKaバンド(20GHz帯)は、地域向け配信含めたHDTVを大幅に増やすときに使いはじめた。Kaバンドは18.3-18.8GHz のLowバンドと、19.7-20.2GHzのHighバンドがあり、合計1000MHzの帯域がある。

KaバンドのIFは、Lowバンドが250-750MHz、Highバンドが1650-2150MHzに変換される。LowをBバンド、HighをAバンドと呼んでいる。

Bバンドは周波数が低い(VHF,UHF帯)ため、外付けのアップコンバーターで1650-2150に
変換する"BBC"が必要となる。その切替も22KHzでおこなっている。
以上とまとめると

22KHzOFFの場合
950-1450MHz  Ku-101の受信信号
1650-2150MHz  Ka-90の受信信号

22KHz ONの場合
950-1450MHz    Ku-110/119の受信信号
1650-2150MHz Ka-103の受信信号(アンテナLNB出力をBBCでアップコンバート)

となる。

Ku101/110/119 と Ka90/103の5つの衛星を受けられる5つのLNBを持つアンテナが
市販されているが、アンテナとチューナーを結ぶ同軸ケーブルは1本で済ませている。

ただし、72.5度などそれ以外の衛星は、別のアンテナを用意する必要がある。