やっと腰が上がったみたいです。http://www.soumu.go.jp/soutsu/kanto/press/2019/0206ho.html
Noragateway+Jumbospot(MMDVM-HS)+Bluetooth
NoraGatewayのandroid版がMMDVMとのBluetooth接続に対応したので試してみた。
https://kdk.ddns.net/kdk/index.php/10-noragateway/47-noragatewayv001-pr25android
ハードウェアはMMDVM-HS互換機のJumboSpotと手持ちのbluetoothモジュールHC-06。このbluetoothモジュールは技適不適合なのであくまでも室内実験にとどめる。Jumbspotのアンテナ端子は50Ωで終端。
bluetoothモジュールとJumbospotのシリアル接続は以下の通り。ハマったのはbluetoothモジュールのシリアルポートの伝送レート。デフォルトの9600bpsではつながらず、Jumbospot側は115200bpsと気づくのに時間を要した。bluetoothモジュール側のレート変更方法はBluetoothモジュール HC-06のボーレート変更 | ネクストステップ サポートBlogあたりを参考にした。
電源はjumbospotが3.3Vなので、単三アルカリ電池2本でどのくらい持つか、試してみる。bluetoothモジュールは信号レベルが3.3V系だが電源電圧は5Vなので、3.3V→5Vの昇圧モジュールを使用。
スマホとbluetoothモジュールをペアリング。Noragatewayをスマホにインストールして起動すると、無事動作した。
スマホはNTTdocomoのLTE回線。Noragatewayはプロキシサーバーを利用するように設定。リフレクタはもちろんJARL multi_forward_linkで地元D-STARレピーターも利用できた。
これなら車や移動先に持っていくのも気軽で良い。真面目にやるなら技適の通ったbluetoothモジュールに変えたいが、結構高い。このあたりでできないか今後検討。(後日追記 これはBLEだからだめそう→)
マイクロチップ Bluetooth RN4020−V/RM123: 無線、高周波関連商品 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
電源も5Vから3.3V降圧にしてモバイルバッテリーを使った方が良いかもしれないが、単3アルカリ2本で数時間程度持つなら、長時間連続運用しないならそれでも充分か。
AIcamera(実験中)
interface2018年12月号の特集に沿ってraspberrypi3 でAIカメラ実験着手。
TnesorFlowがうまくinstallできずはまったが、環境は構築できたところ。
Interface(インターフェース) 2018年 12 月号 https://www.amazon.co.jp/dp/B07H5VVD6P/ref=cm_sw_r_other_apa_i_KN6rCbCS89V4A
ラジカセ修理 SONY CFS-E15
所用の途中で初めて立ち寄ったハードオフでジャンクを入手。「ラジオは鳴るが、テープ回らない」という状態。価格は強気の1000円。SONY CFS-E15という1993年のモデルで、バブル期に流行した曲線基調のバブルCDラジカセ全盛時代の廉価版で、お宝ジャンクとしての価値は無いが、良く見ると珍しくAMステレオに対応している。AMステレオ放送はいまや首都圏ではニッポン放送だけになってしまったようで、終了するのも時間の問題だろうから、無くなる前に聴いておきたい。また、いま我が家では、古いカセットの整理が課題になっているが、さすがにSONY TC-D5Mの仕様 ソニーを古テープの試聴に酷使するのも気が引けるので、お手軽な再生機がちょうど欲しかった。いまさらチープな中国製の新品をわざわざ買うのも嫌。ベルト交換で直ればいいかなと、とつい買ってしまった。
早速分解。言うまでもないがSONY製品は分解しやすく内部もわかりやすい。幸いにも内部は比較的綺麗。製品はマレーシア製だが、基板もメカもスピーカーもSONYのロゴが燦然と輝く。部品もほとんど日本メーカー。今の製品よりも数段贅沢に見える。基板全体を見回すとコンデンサの液漏れなど外観的には問題ない。ラジオ基板、アンプ・コントロール基板、カセットテープのトランポート部にわかれている。ラジオ基板は表面実装ありの両面。チューナーICがCX20111、AMステレオデコーダICがCX857と、同世代のSONYのFM/AMステレオラジオSRF-M100で見たような構成だ。 アンプ、コントロール基板はベークの片面。カセットテープ録再系のアンプは東芝TA2036N。 パワーアンプはSANYO LA4593。メカニカルなトランスポートなので制御系はシンプルで数個のトランジスタのみ。
録再ヘッドは段差を感じる程度に減っている。ピンチローラーは大丈夫そう。案の定、ベルトは切れているばかりか、プーリーにぐるぐる巻き込んで固着している。丁寧に取り外して輪ゴムで動作確認すると、トルクが出ないがテープが走行して再生音が出ることはわかった。最初、テープもラジオも片チャンネル出なかったが、ヘッドホン端子の接触不良が原因だった。
たいした特徴のない機種なので、わざわざ修理やレストアする人もいないのか、ネットを漁っても関連記事があまり出てこない。サービスマニュアルは一部がネットでみつかった。早速参考にする。
確認の結果、まともなベルトに交換したら実用になりそうなので、早速Amazonで注文。
Amazonのお急ぎ便のおかげで翌日には到着。適当な長さのものを装着。再生ピッチの調整と清掃をおこなってめでたく復活。懐かしいテープの音がとても新鮮。これなら古い120分テープも気兼ねなく再生できる。ニッポン放送のAMステレオも受信できた。しばらく楽しめそうだ。
ちょっとした達成感と、大量のゴムベルトが残った。これを消費しようと考え出すと、レストアにハマりそうで、危ない危ない(笑)
ところでこのラジカセはヘッドが回転するタイプのオートリバースだが、最近の機種にはすっかり見かけないが、こういうことか。
プリンタ修理 Canon MP610
自宅のプリンタ Canon MP610がエラーコード「6A00」で印刷できなくなった。
MP610は2008年1月に購入して以来、2012年頃に故障してメーカーで一度修理(5年延長保証期間だった)した以外、大きな故障もなく10年超で運用してきた。導入時の記念写真が残っている。
このプリンタ、CD/DVDのレーベル印刷やスキャナーなど機能が充実。980円のbluetoothアダプタも付けていてワイヤレスにも対応していて、子供の学校や塾通いのためにA3対応のbrotherの複合機を導入した後も現役だ。いまだに根強いファンもいらっしゃる。
今回のエラーのきっかけは、印刷にかすれが出て、何度も「ヘッドクリーニング」をおこなっても改善しないので、「強力ヘッドクリーニング」をやったら「6A00」エラーに至ったもの。もうダメポか。
このエラーに悩まされた人は多く情報は豊富だ。
価格.com - 『「6A00」の対処法』 CANON PIXUS MP600 のクチコミ掲示板
ネットを漁ると、英語版の初期のサービスマニュアルがあり、
http://internaute.free.fr/depannage_canon/mp610/mp610-sm.manuel.reparateur.pdf
それによれば、6010エラーについての記載がある。
APは何の略? air pump? auto purge?
インクジェットプリンタは、その名の通りインクを精密なノズルから噴射して印刷する。使うインクを溜めておくタンクが普段購入するインクカートリッジ。ノズルの部分はプリントヘッド(Canonの場合)という。インクは固まると厄介なので、印刷前や印刷後にはインクの載ったプリントヘッドを自動的に端に移動させて、余分なインクをポンプで吸ったり、ワイパーで拭いたり、使用していないときのインクの蒸発を防いだりといった重要な役割をしている。この部分は「パージユニット」というらしい。
印刷がかすれる場合がたいていノズルにインクが固まって出にくくなっている場合が多いので、ポンプで圧をかけてインクの通りを良くするのが「クリーニング」である。特に「強力クリーニング」などしようものなら、あっという間にインクを消費する。吸ったインクはプリンタの底部に内蔵された「廃インク吸収体」というスポンジのようなものに吸収されるが、使用期間が長くなったりクリーニングを繰り返すとやがて廃インクも満杯になるし、ゴミやホコリでインクがうまく吸い込まれないとインクが溢れることになる。
このプリンタの場合、パージユニットや廃インクのトラブルは、自分で復旧できないエラーになってしまい、通常は手も足も出ない。すでにメーカーの修理対応も終わっているので、廃棄するか自分で修理するかの2択となる。
ZuBolla.メモ キヤノン パージユニット・廃インクタンクの清掃・洗浄方法
今回我が家で発生した問題は、「印字がかすれた」→「クリーニングした」→「パージユニットになにかトラブルが発生しエラー6A00で停止」というものらしい。
「印字がかすれた」のは、プリントヘッドの掃除や交換で直ってしまうことが多い。交換したいところだが、メーカーは新しい機種を買わせたい事情もあってか、プリントヘッドの部品供給をやめてしまっている。おかげでオークションなどにはプリントヘッドの偽物や再生品があふれている始末だ。
今回は黒インク9BKが担当する部分がNG。プリントヘッドを取り外して電子回路部分に水やインクがかからないようにしながら拭いたり洗ったり。乾かしてテストすると、6A00は出なくなり、印字も正常になったので、しばらく様子見をしようとしていたら、数時間後に再び6A00発生。
こうなったらもう分解だ。先人のブログを参考に作業開始。
CANON MP610 プリンターを自分で分解・修理してみる【2018】 - MP610が最高・最強だね!
パージユニット部分には、紙片が残っていたりインクが溢れて汚れていたり。アルコールとティッシュで清掃。ヘッドに当たるスポンジのような 部品は洗ったら真っ白になった。
組み上げ後、ヘッドの位置調整をおこない、いまのところエラーも出ずに動作している。
我が家の場合、リサイクルインクも使う。由って今後もインクトラブルはあるだろうが、パージユニットの異常が起きると面倒なので、プリントヘッドのメンテナンスをマメにすることにして、安易にクリーニングしないようにしたい。特に強力クリーニングは避けたい。
なお
キャノン MP610のサービスモード(メンテナンスモード)の検証 – パソコンと家電の豆知識
でチェックしたところ、廃インク吸収体の利用率は74.2% 印字枚数はトータル7953枚だった。
(参考)前回修理時の伝票。2012年に「電源入らず」で制御基板とプリンタヘッドを交換している。
電力スマートメーターの不具合
東電のスマートメーター自体の不具合が問題になっている。
スマートメーターの一部不具合に係る報道について(11月26日16時追記)|プレスリリース・お知らせ一覧|東京電力パワーグリッド株式会社
http://www.t2ms.co.jp/pdf/t2ms_newsrelease_181129.pdf
我が家のスマートメーターも対象機種かつ2015年製なので、交換対象に該当するようだが、いまだ連絡は無し。
仮に交換になるなら、下記のシステムの設定変更も必要になりそう。面倒ですな。
FT8のバージョンアップ
久々にWSJT-X(ver1.8)で短波帯のFT8モードの受信をしてみたら、信号は聞こえるのに全くデコードしない。JTDXでも状況同じ。ソフトの設定、無線機との接続、PCの時刻合わせなどやってみるが変わらず。
そこでWSJT-Xを最新版(ver2.0)にインストールしなおしたらあっけなく解決。
なんだ、ソフトの問題だったかと、納得しそうになったが、原因はなんとFT8の通信フォーマット自体が変更になっていて12月にソフトのバージョンアップが必須となっていたことが判明。今オンエアされている各局の電波は、とっくに新フォーマットになっていたのでした。
わずか2ヶ月くらい目を離しだけで浦島太郎…。
http://www.ja3qni.radio-st.jp/SOFT/WSJTX200jp.pdf
正式には送信機の附属装置の諸元が変わるが、その対応もリリースされていた。自局の変更届は不要のようだ。