電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

作業報告 9/13

先週、今週は自家用車の電装品の取り付けや保守をおこなった。いわゆるウイークエンドのクルマいじりである。

作業1 

 自家用車プリウス(NHW11)の屋根に触角(そもそもアンテナは触角という意味だが)のように生えている車載ラジオ用のアンテナが、導電性の繊維がささくれ立ってしまい、触っただけで指に刺さって痛い思いをするので、交換した。近所のディーラーで交換部品として取り寄せてもらう。部品名POLE 部品番号86390-12130 2052円でした。

作業2

 ETCは本格が運用開始された2000年ごろから利用しているが、ETC車載器はシガーライターソケットから給電し、アンテナ内蔵型にもかかわらずグローブボックスに放り込んだ状態でずっと運用してきた。禁じて手ばかりのいい加減な運用だった。

また、アマチュア無線局もほとんど運用しないとはいえ、時々ハンディトランシーバーを持ち込んでいたが、自宅に新たな無線機を導入したことにより、余剰となった430MHzオールモードトランシーバー(KENWOOD TM-455)を車に設置することにした。この無線機は、操作部と本体を分離できる。

 今年のハムフェアでは、そんな目論見もあって、トランクリッドベース(350円のジャンク)、ケーブルセット(中国製の1500円)、モービルホイップアンテナ(中国製の2000円 NAGOYAブランドの長さ0.9mの144/430MHz)を購入しておいた。

 先週末と今週、一念発起して取り付けることにした。ACC電源のありかと取り付け場所を考えた結果、ETCは運転席のダッシュボードの下の方、無線機は、操作部を運転席ダッシュボード、本体を運転席シート下のカーナビユニットの上に置くことにした。マイクコネクタはRJ-45 8pinなので、LANケーブルと中継コネクタで代用して延長し、運用時にハンドマイクを接続するようにした。電源はキックボードの中のコネクタから分岐。ギボシコネクタASSYをあらかじめ作っておいたものを使用。

f:id:t1000zawa:20150906141504j:plain

f:id:t1000zawa:20150911081846j:plain

無線機本体はナビの上にゴム足で踏ん張らせて、まだ固定はしていない。マジックテープで止める予定。

f:id:t1000zawa:20150911081708j:plain

一応の完成状態。ETC車載器は写真ではアクセルの位置に写っている。無線機の操作部はハンドルの上のダッシュボード。いずれもマジックテープで固定。シガーライターソケットには、カーオーディオ用にスマホからbluetoothをFM微弱電波に変換するユニット(USB充電端子つき)のみとなりスッキリした。

 土曜日にETCのテストを横浜横須賀道路でおこなった。新たな取り付け位置もアンテナが運転者の方向となる禁じ手の位置であるが、特に問題はなく料金所を通過できた。ETCは5.8GHz。反射してうまく通信していると思われる。アマチュア無線は、特に送信受信ともノイズの混入もなく、そのうち移動運用してみるかなあという感じ。

 とここまで順調に見えたが、ドアミラーを閉じると、ETCと無線機どちらも電源OFFとなることが発覚。どうもACCではなく、ドアミラーの開制御信号から分岐してしまったらしい。ということで課題が1つ残った。