電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

JumboSpot + NoraGateway (実験中)

 Pi-starを試してなんとなく使い勝手がわかったので

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今度はNoragateWayを使ってみます。

 https://kdk.ddns.net/kdk/index.php/10-noragateway/9-noragateway

 

小型にするためにこれを購入。

 Raspberry Pi Zero WH (ラズベリーパイゼロ ダブルエイチ) 本体: マイコン関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

先人のブログを参考にするが

JumboSpot+NoraGateway - アマチュア無線局 JG3EBBの部屋

JumboSpotでNoraGatewayをケーブルなしで使ってみる

結局のところ、NoraGatewayの最新版をRaspberryPi Zero WHに普通に入れて、MMDVM-HSを使う設定にすればいいだけだった。あっけなく地元D-STARレピータにも接続できて、驚いたな。これでひとつのゴールだ。これでID-31のプラスモデルは要らなくなった。


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JumboSpotのアンテナ端子は50Ωの抵抗で終端しているが、付属のアンテナ付けると近所に結構飛んでしまうのでまずい。ID-31はダミーロード運用。ホットスポットとして本運用するなら、社団局の無線設備として保証認定受けなければならないが、これ1台に手数料4000円は厳しい。

ケース買うか。

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JumboSPOT+Pi-star (実験中)

 VoIP系のアマチュア無線はThumbdv™とBlueDVを試してきたが、とりあえずの目標は、ID-31(PLUSではない)でリフレクタはもちろん、地元アマチュア無線クラブが管理するD-STARレピーターにターミナルモードかmulti_forwardでアクセスすることだった。

それはNoragatewayで実現できそうだ、というところまでなんとなくわかってきたが、

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一通り試してみようということで、MMDVMが動くJumboSpotという、RaspberryPiとGPIOで接続できるGMSK modem(変復調器基板)をebayで購入。


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2週間くらい立って届いたモノはどうやら模造品らしいが、そもそもjumbospot自体がmmdvm hsの互換機で、それにさらに模造品があるってこと?

MMDVM HS Hat hotspot: Real MMDVM_HS_Hat Genuine

MMDVM HS Hat hotspot: Warning - FAKE - CLONE - pirates of the MMDVM_HS_Hat board


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JumboSPOT official website: HOW TO INSTALL JumboSPOT(2017/11/17)

RaspberryPi3に接続し、Pi-Starというソフトで動かしてみる。

 Pi-Star Downloads - pistar.uk

Pi-Star WiFi Builder - pistar.uk

これがまたすんなり動いて、ID-31からリフレクタにアクセスできた。ただ、手持ちのOLEDパネルを付けてみたが、表示されないので変だなと思ったら、手持ちのOLEDはピン配列はVCC GNDが逆で、OLEDを壊してしまった(泣)


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短波帯アンテナ修理

10月1日の台風第24号の強風で根本のグラスファイバー部分が折れてしまったCushCraft MA6VAを11/24にようやく修理しました。

折れたグラスファイバー部分はインチサイズ。インチ口径のパイプが簡単に手に入らないので、折れた部分を切り落としたグラスファイバーパイプを、塩ビパイプに差し込んで延長して修理し、さらに鉄パイプに挿入する方法で立ち上げました。これらパイプの組み合わせがなかなか定まらず、心も折れそうになりましたが。地上高は1m程度下げました。

それにしても建設後半年なのに給電部の腐蝕が酷かったです。塩害恐るべし。
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室内から見た特性です。共振点は特に変わらず安心しました。

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14MHzで50Wの試験電波を発射すると、ドアホンに接続されているESP8266が誤動作する電波障害が出ました。ピンポンを誰も押していないのに、ピンポン押されたとLINEに通知されてしまいます。コモンモードフィルタで対処かと思いましたが、ドアホン自体には誤動作は無いので、ESP8266の入力pinにパスコン付けたところ、現象出なくなり、対策できました。

 

D-STAR近況

アマチュア無線のデジタルネットワーク「D-STAR」において、トラブルやら何やらで動きあり。ネットワークを管理するサーバーで不具合が発生しているらしい。一般社団法人日本アマチュア無線連盟が管理しているとはいえ、商用のネットワークではないからボランティアベースで対応しているようだ。

http://log.d-star.info/usr/usr_menu.php

D-STAR新規登録等一時停止のお知らせ(緊急メンテナンス) - D-STAR NEWS

私が所属する無線クラブが管理団体となっているD-STARレピーターのゲートウェイのソフトウェアも緊急アップデートの指示が出ている。

管理団体への緊急のお願い(ゲートウェイソフトのアップデート) - D-STAR NEWS

アップデートを急ぐ原因は、現在のネットワークを管理する「管理サーバー」(=DNSのようなもの)を物理的に変更するのでIPアドレスが変わるから、IPアドレス決め打ちで管理サーバーを参照している旧バージョンでは対応できないので、新バージョンでホスト名で解決できるようにする、というもの。私が関わっているD-STARレピーターは、実はこの作業を10月中にさっさと終わらせていた。

ゲートウェイソフトウェアは、CentOS7に正式対応しただけでなく閉域ネットワークだったD-STARネットワークに、外部からアクセスする方法(multi_forward機能)が追加されたので、ID-31や51のPLUSモデルと、「新レピータソフトの機能テストに参加していただける方へ」について D-STAR技術情報/ウェブリブログ

に記載されているdmonitorを利用するか、NoraGateway

https://kdk.ddns.net/kdk/index.php/10-noragateway/9-noragateway

を利用して、レピーターに直接アクセスできるようになる。いわゆる「ターミナルモード」との違いは、RFでレピーターにアクセスする通信もすべてネットワーク越しに受信(いわゆるタヌキワッチ)できるような仕組みになっている。不具合のおかげで、新たな機能に対応したレピーターに一気にバージョンアップされることになるが、あまりのタイミングの良さ(悪さ)に、恣意的なものも感じるほど。関係者の努力には敬服。

ID-31のPLUSモデルが欲しくなってきた。

 

 

特定市区町村放送局

コミュニティ放送の無線設備の操作は、第一級または第二級陸上無線技術士である必要があるが「外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作」=まあ現実的には送信機の電源ON/OFFとか系切替とかですか=であれば、第二級陸上特殊無線技士以上であれば操作可能とするため、無線従事者の操作範囲を定めている電波法施行令を改正する政令案のパブコメがおこなわれている。

総務省|電波法施行令の一部を改正する政令案に対する意見募集

改正案は現実的な規制緩和であり、それ自体は別に反対ではないが、今回注目したのは「特定市区町村放送局」という言葉。「コミュニティ放送」という言葉があるのに、わさわざ新たに定義するのは、なんでだろう。

コミュニティ放送」は放送法施行規則別表第五号の8に、「放送対象地域による基幹放送の区分」にその区分があり、

十 この表において、「コミュニティ放送」とは、一の市町村の一部の区域 (当該区域が他の市町村の一部の区域に隣接する場合は、その区域を併せた区域とし、当該区域が他の市町村の一部の区域に隣接し、かつ、当該隣接する区域が他の市町村の一部の区域に隣接し、住民のコミュニティとしての一体性が認められる場合には、その区域を併せた区域とする。)における需要に応えるための放送をいう。

 と説明されている。

一方、今回の政令案で登場した「特定市区町村放送局」は

総務省組織令(平成十二年政令第二百四十六号)第八十五条第一号に規定する市区町村放送放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第十五号に規定する地上基幹放送であるものに限り、受信障害対策中継放送であるもの及び同法第八条に規定する臨時かつ一時の目的のための放送であるものを除く。)をする無線局をいう。

と説明されている。ここで出てくる「市区町村放送」という言葉は、なんと総務省組織令で省内各課の所掌事務を定める条文に出てくる。

第八十五条 衛星・地域放送課は、次に掲げる事務をつかさどる。
一 衛星放送(人工衛星の放送局(放送法(昭和二十五年法律第百三十二号)第二条第二十号に規定する放送局をいう。)により行われる放送をいう。次号及び第五号において同じ。)、国際放送、市区町村放送(主として一の市町村(特別区を含む。)の区域の一部において受信されることを目的として行われる地上放送をいう。次号及び第五号において同じ。)及び有線放送に係る無線局免許等関係事務に関すること(放送技術課の所掌に属するものを除く。
二 衛星放送、国際放送又は市区町村放送に該当する一般放送の施設の使用の規律に関すること(放送技術課の所掌に属するものを除く。)
(以下省略)
 

 うーん、

政令からは、省令の別表ごときで定められているものを参照できないからこうなったのだろうか。

(追記)そうか、市区町村放送は地上一般放送も含まれるわけね。エリアワンセグとか。



放送法施行規則別表の「コミュニティ放送」をおこなう特定地上基幹放送局(←電波法の無線局の種別)と、

電波法施行令の「特定市区町村放送局」(ただし放送法で「地上基幹放送」であるもの)は、

同じものなのか。違いがあるのか。

 

どなたか教えてください。

 

 

NHW11 P3006発生!様子見

季節の変わり目。愛車プリウス(NHW11)もたまにはかまってあげないと体調を崩す。寒い日もあった中、ここ3週間近く乗っていないので、補機バッテリー上がりでエンジンが起動しない状況になる予感がしたら見事に的中。今回も鉛シールバッテリーを接続してエンジンを起動させた。 

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現在搭載している補機バッテリーは上記の通り2年半前に交換したので、寿命にしてはちょっと早い気もするが、今回は新たな問題が出た。マスターウォーニング点灯。だがHVバッテリー警告灯は点灯していない。原因調査のため早速ダイアグを確認すると、エラコードはP3006。
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 P3006は、HVバッテリーのセル電圧のばらつきが大きくなったことを意味しているらしい。(ΔSOC大)

 

SOC大だけなら、長期間充電もされなかった影響で、一時的なものなのかもしれない。

http://www.nrs-net.co.jp/~nrs110/estima/c-board354-1/c-board.cgi?cmd=one;no=1195;id=

HVバッテリーの交換だとすると、こんなことになる。

平成13年 プリウス NHW11 HVバッテリー交換 | 岡崎市のホンダ自動車整備工場|メカニックの備BO録

 

【追記】

週末、以下の手順でダイアグを消去しようとしたが、マスターウォーニングは点灯したまま。

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仕方ないので近所のトヨタディーラーに持っていく。工場でダイアグとマスターウォーニングを消してもらったらその後P3006は出なくなった。今回、ディーラーではΔSOCの状態は時間がなくて見てないとのことだが、とりあえずこれで少し走ってみて、また出るようなら本格的に調べたら良いというアドバイスをいただき、帰宅。

しばらく様子見にしよう。