電気と電子と電波の日記

自分のための備忘メモです

Raspberry Pi3 で試作したAlexaの日本語化

さて、我が家ではGoogle Home mini が実運用に入っており、すっかり出遅れてしまったAmazon Alexaだが、製品を購入するのはまだ悔しいので、RaspberryPi3で試作したものをそろそろ日本語対応しようと思います。が、アカウントの関係でハマりました。

t1000zawa.hatenadiary.jp

私の場合、今年7月頃にRaspberryPi3でAlexaを試作したときに使ったアカウントは、Amazon developer Account専用に作ったアカウントで、amazon.comにはログインできるが、amazon.co.jpにはログインできないアカウントを使っていました。当然、日本語は話せず、localeもUSで、自分はseattleにいると思い込んでいるAlexaだったわけです。

その後、

alexa-avs-sample-appを日本語に対応させる - Qiita

から先人の知恵をいただき、日本語化(config修正、Javaソース修正、mvn install)したところ、日本語で答えてくれる(localeに日本が選べるようになった)Alexaになってくれたのですが、Alexa Web App https://alexa.amazon.com/ にログインしようとすると、以前はログインできたのに、amazon.co.jpドメイン のサイト https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.htmにリダイレクトされるようになっていて、ログインしようにも使っているアカウントはamazon.comのアカウントなので、Alexa Web Appにログインできませんでした。

 そこで、amazon.comのアカウントと同じメールアドレス、同じパスワードでamazon.co.jpに新規アカウントを作成して、Alexa Web Appにログインすると、amazon.comのアカウントの名前でAlexa Web Appが表示されるものの、設定やAlexaで処理した結果が何も反映されず、訳がわからない状態に。

どうもうまくいかないので、amazon.co.jpに新規アカウントを作り、そのアカウントと同一のメールアドレスとパスワードでamazon developerのアカウントを作成し、改めてAlexaの機器登録をし、RaspberryPi3は、いったんサンプルアプリを削除して、インストールしなおしました。つまり最初から全部やりなおしです。

いまのところ、Raspberry Pi · alexa/alexa-avs-sample-app Wiki · GitHub

は、そのままでは日本語対応にならないので、手順通りにインストールした後に、

 alexa-avs-sample-appを日本語に対応させる - Qiita

で日本語化を実施(config修正、Javaソース修正、mvn install)

ところがmvn installはエラーとなったので、automated_install.shからやりなおしました。

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(写真は3.5mmジャックに100円ショップのスピーカー(アンプ無し)を接続。蚊の鳴くような声より少し大きめな声で試せます)

これで、日本語で答えるようになってくれただけでなく。

https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.htm

で、タイムゾーンや温度の単位が変更でき、さらに日本のスキルが使えるようになりました。

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