接触不良でいったん撤去していたHF帯のアンテナ CushCraft MA6VAを再設置しました。復活は半年以上ぶりではないでしょうか。
新品の時点で劣悪な品質のアンテナで、加えて塩害地域でもあり、大した性能でもないのにメンテナンスには非常に手間のかかるアンテナです。修行みたいなものでしょうか。
今回修理した箇所は次の通りでした。
(1)給電部の作り直し
このアンテナはオリジナルでは同軸ケーブルRG-58/Uをトロイダルコアに巻いたバランを通じて給電するのですが、末端部分がボロボロになってしまったので、3D-2Vで作り直しました。バランの巻き数とバランから先の給電部寄りのケーブル長はオリジナルと同じにしました。
(2)24MHz/28MHz用エレメント 修正
24/28MHzに共振するエレメント(レゾネーター)の24MHz部分が導通がなくなっており、コイルのエナメル線を再ハンダし、修正しました。
(3)50MHzエレメント 取付ナット用のネジ
50MHz用のエレメント(直径1/4インチのアルミ棒)のナットを取り付けるネジ部分がほし切れてしまったので、ダイスでネジを切りなおすことに。タップ・ダイスのセットと、インチサイズのダイスを購入して修正しました。
(4)グリスなどの塗りなおし
ナガラの「テナコート」「テナメイト」を必要部分に塗り直しました。
やれやれと、ベランダに立ち上げステーロープを張って、完了です。
各バンドの特性です。CWかFT8くらいしかオンエアしないので、それに一応、あわせたチューニングになっているつもりです。
口コミ‥ うんうん わかるよ