145MHz-1295MHzのトランスバーターなのだが、局発の基板の故障交換したりで、終段増幅部のみ残してなかなか完成しない。
終段増幅部は、1295MHz +7dBmをせめて数百mWくらいにしたいなということで、手軽にパワーモジュールを使おうとebayで購入していた。
このモジュールは異様に安いので怪しいなと思いつつ、今日実験してみたが、、
入力1295MHz +7dBm 電源7.5Vでテストするものの、発振はおろか、なにも出力出てこなーーい!!
モジュールの消費電流は150mA程度。なにか間違っているのかな?それともやっぱりパチものをつかまされたか!?
腹いせに2個購入したうちの未使用のモジュールケースをこじ開けて開腹。シールのシリコン様の樹脂が雑。黒く封止されている部分がトランジスタ。三菱製の同サイズのパワーモジュールの基板写真をネットで見かけたが、基板に三菱のロゴがあった。この個体にはそれが無い。ということはパチモノか。パチモノでも動けばまだ救われるが。これをいじりだすのも面倒だなあ。
調べると、2個のモジュールのうち一方は4番ピン(電源)とアース間が短絡状態、もう一方は後段の素子が死んでいるらしい。やられたな。
この12ABというロットのパッケージ、だめですな。
(メモ)
このM67715は、KENWOOD TS-790のドライブに使われていたり、ICOMの1200MHzハンディ機 IC-12NのファイナルSC-1043と同じらしい。オークションでは数千円で取引されている。
つづく