IC-12NのRIT/VXOボリュームの修理。あきらめムードだったがファイト一発とばかりにネットを漁っていたら、ALPSの9.5mm角 50kΩB スイッチつきのボリューム2個500円を発見。IC-12Nのボリュームと仕様は全く違うが、抵抗体(カーボンの抵抗体のパターンが載っている3端子の基板)や摺動部品(金属の接点のついた白い部品)のドナーならないかなあと思い、淡い期待を胸に購入。
到着後早速分解。抵抗体は形状が同じだが抵抗値が違うから最悪使うとして、摺動部品も似た形のものが出てきた。IC-12Nのボリューム部品と組み合わせて試していたら、どうも寸法が合わない。そこでセンタークリックの板バネを外し、筐体内(緑色の部分)の回転のストッパーのための突起を削ると、摺動部品が収まった。抵抗体はオリジナルのものを再利用。(肝心な部分の写真撮り損ねました)
テスターでテストするとスムースに抵抗値が変化する。センタークリックは犠牲になるが、使えそう。
VR基板に実装して本体に組み込み。配線が面倒。
配線チェック後電源入れると、ボリュームは正常に動作しているようでRIT/VXOも機能しているようだ。
次は変調かからない問題の調査。疲れるな。
(参考)VRに至るリード線色をメモ